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HP 「AzPainter2を使おう」「AzPainter使い倒し」の連動ブログです
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AzPainterには「通常」も含めれば、15のレイヤの合成モードがあります。
このそれぞれがどう違うのか、どう使い分けるのか、そもそも一体どういう用途に使うのか・・・疑問に思っている方も多いと思います。

結論から言えば、実際に使ってみて経験的に身に付ける他はないのですが、その取っ掛かりの1つとして「中性色」から攻めてみる?方法を紹介します。

まず、適当な画像を用意します。
今回は↓↓↓の、花の写真を使ってみました。

元画像~花

次にこの画像の上に新規レイヤを作って、黒・50%灰色・白の三色で塗りつぶします。
なお50%灰色とは、RGBカラーで(128、128、128)のことです。

レイヤウィンドウ

この「黒・灰・白」レイヤの合成モードを順に切り替えて、合成結果がどうなるか見てみましょう。
この時、元画像に影響を与えない色が、その合成モードの「中性色」ということになります。

「乗算」です。 ↓↓↓ 中性色は白です。

レイヤの合成モード

「スクリーン」です。 ↓↓↓ 中性色は黒です。

レイヤの合成モード

「ハードライト」です。 ↓↓↓ 中性色は50%灰です。

レイヤの合成モード

他の合成モードも全て試してみると・・・・中性色が

白・・・乗算、焼き込み、焼き込みリニア
灰・・・オーバーレイ、ソフトライト、ハードライト、ビビットライト、リニアライト、ピンライト
黒・・・加算、減算、スクリーン、覆い焼き、差の絶対値

となります。
上のレイヤで中性色の部分は、下のレイヤに対して「透明」になると考えてもいいでしょう。
こういうことを利用して、二つの画像の必要な部分を上手く合成して目的の結果を出すのです。

この実験では同時に、「乗算⇒黒は完全に下のレイヤを覆い隠す」などもわかります。
皆さんも色々な画像で試してみてください。

「AzPainter使い倒し」のこちら↓↓↓の記事もご参考に
レイヤの合成モード豆知識

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