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HP 「AzPainter2を使おう」「AzPainter使い倒し」の連動ブログです
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画像編集ソフトのSDI(シングル・ドキュメント・インターフェイス)と、MDI(マルチ・ドキュメント・インターフェイス)についてお話します。

SDIとは、同時に編集できる画像が1つだけのものを言います。
AzPainterはSDIです
編集中の画像に他の画像を「貼り付け」たり、レイヤとして読み込むことはできますが、常に今編集している画像の一部として扱われ、「別画像」として開くことはできません。

AzPainterで何か画像を編集していて、そのまま別の画像を開こうとすると、必ず次のような確認が出ますね。

保存の確認画面

つまり、今の画像を保存するか破棄しないと、新たな画像は開けないということです。
もしAzPainterのようなSDIのソフトで複数の画像を同時編集(一方から切り取った部分を他方に貼り付けるなど)したければ、AzPainterを2つ(あるいはそれ以上)起動させる必要があります。

一方、MDIの画像編集ソフトでは、編集画面内に何枚でも画像を開くことができます。
例えばこれは↓↓↓PictBear SE(Second Edition)の編集画面です。

PictBear SEの画面

3枚の画像が開かれています。
(レイヤが3枚・・・ではないことに注意)
AzPainterでは、絶対にこういう風にはなりませんね。
MDIのソフトは、画像の一部を切り抜いてそれを他に貼り付けたり、複数画像のコラージュなどの作業に適しています。
実際MDIだと、「自由選択」(いわゆる「投げ縄ツール」)「色域選択」「輪郭検出」などの、切り抜きや部分合成に便利なツールが付いていることがほとんどです。

SDIとMDIはどちらが良いということではなく、作業の目的やユーザーの好みによって、上手く使い分ける性質のものです。
ですが、画像編集ソフトにこの2つのタイプがあることをはっきり認識していない方も多く、SDIのソフトでコラージュや切り抜きを無理にやろうとしたり、逆にSDIで済むことなのにMDI(一般にSDIよりは扱いが難しい)の高機能ソフトと格闘?して苦労している例が多くあるようです。

自分がやろうとしていることと、使っているソフトが「合って」いるかどうかは大事なことです。
時間や労力の無駄を避けるためにも、ソフトの選択は間違わないようにしましょう。

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